JULIAの「Royal Life」

貴族ボーカリストの実情 -Beautiful & Real Life Style Blog-

ロイヤル日記〜10.17〜出産レポートvol.5

 

ご機嫌よう

 

JULIAです

 

前回の続き

 

 

MASUMIは別室にいるけれど

 

此処には命を助けた蜘蛛のご加護がある

 

流れる曲は

ベートーヴェン運命

 

 

わたしは思いました

 

 

“運命”の曲が終わるまでに産み出す…!!!

 

恐らく人生史上一番の渾身の力を込め

必死でいきみました

 

 

お願い、生きて出てきて

 

 

ただそれだけを考えていました

 

 

 

「はい!赤ちゃん出てくるよーー」

 

 

ツー、ツー、ツーーー

会陰を切開したのがわかりました

 

麻酔なしでも本当に気にならない痛み

 

いま思えばそれ程までに

分娩は凄まじいものだったのだと感じます

 

 

陣痛が激しく

いきんでいるときに切開したのかしら

 

切った直後

 

本当に赤ちゃんが出てきました

 

 

 

頭からゆっくり出てきたのではなく

 

一瞬で

 

 

「「 ぶるんッッッ 」」

 

 

 

と、一気に全身が出てきたのです

 

 

ドラマで見たり

想像していたのは

 

胎脂(赤ちゃんの皮膚を覆っている白い脂)と血液で塗れた

赤くて黒くてしわしわの

お猿さんのような赤ちゃん

 

産まれてすぐに背中を叩かれて泣きだす

 

そんなイメージでした

 

 

わたしの赤ちゃんは泣きながら出てきて

 

そしてその泣き声が

 

「みゃぁああぁん! !みゃあぁあああん!!!!」

 

と、猫のようで愛らしく

 

まるでさっきシャワーを浴びてきたかのように

見た目もつるんとしていて

 

顔立ちもはっきりしており

 

 

(嘘でしょ?!?!)

「かわいい……!!!!!!」

 

と、思わず口に出してしまう程

 

 

待望の初対面だったので

もっと素敵な言葉をかけてあげたかったのですが…

 

 

 

気がつけば

BGMは 運命 ではなく

 

第九

 

歓喜の歌 ”

 

あまりにも完璧なシチュエーションでしたが

 

歓喜の涙を流すわけでもなく

 

この腕で初めて我が子を抱くことの高揚感

そして成し遂げた達成感で

 

しばらく頭がふわふわしていたような気がします

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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JULIA