ご機嫌よう
JULIAでございます
一昨日は我らが女王(祖母)に会いに
少しばかり遠出をいたしました
日中はまだ夏の暑さを感じましたが
さすがに郊外
丘の上は湿気もなく
乾いた涼しい風が
とても心地がよかったです
普段はとても厳しく心配性な祖母ですが
もうすぐ初のひ孫が誕生することに
毎日心踊らせ
いつになく頻繁に電話で話し
期待や希望に満ちた声を耳にしていたので
あまりの豹変ぶりに
多少身構えてしまったのですが
会うと思いの外
穏やかで
本当に幸せそう
ようやくおばあちゃん孝行ができたかしら
と、わたし自身感慨深いものがありました
昔から古風な人で
長年芸能の仕事は反対されいて
(ここ数年ようやく落ち着きました)
同業者を伴侶に選んだことも
何か思うことはあるだろうと
懸念していたのですが
日頃撮り溜めていた様々な写真を見せて
パートナーの人柄や家族について紹介し
音楽活動やブライダルの様子なども見てもらい
普段からどれほど周りの方々に良くしてもらっているか
たくさん話したところ
祖母は目に涙を浮かべ
「あなたが幸せなら、相手はどんな人でもいいと思っていた
こんな素晴らしい人達に大事にしてもらえて
その上新しい命まで誕生するなんて
おばあちゃんにとっても
これほど幸せなことはない」
と言ってくれました
相手が誰であれ
祖母の性格上
ショックで寝込んでしまう可能性があったので
かなりの事後報告になってしまいましたが
杞憂に終わったのです
「ひ孫を抱かせてもらうため
あと一年は頑張って生きようと思ったけれど
ひいおばあちゃん と呼んでもらえるまで
もう三年生きたいと思うようになりました
欲が湧いてしまうものね…」
なんて笑って言うほど
長生きをする
新たな希望が湧いたみたいです
13年前に亡くなった祖父にも報告でき
随分と心が軽くなりました
わたしの誕生後
当時のお宮参りで着ていたという
ベビードレスを受け取り
次はいつ
ここへ来られるかしら
子供を抱いて
この坂を登って
お庭を散歩したり
皆でご飯を食べたりするのだろう
なんて
色々想い巡らせ
見送る祖母にしばしのお別れをしました
花が好きな祖母の庭で
帰りは夕焼けがとても綺麗でした
長いと思っていた帰省も
もう半分に差し掛かったので
穏やかな一日一日を噛みしめるよう
過ごしたいと思います
それでは今日も良き日を
JULIA