ご機嫌よう
JULIAでございます
一昨日
七月七日
七夕の日は生憎の雨でしたね
七夕に降る雨のことを
‟催涙雨”
と呼ぶそうで
これは一年ぶりに会えた織姫と彦星のうれし涙と言われているそうです
一説によると
雨で会うことが叶わず流した涙
という解釈もあるそうなのですが
きっと雨など無縁の宇宙の彼方で逢瀬を楽しんでいると思うので
うれし涙と解釈しておきましょう
一昨日はそんなロマンチックな記念日を堪能したく
古き良きジャパニーズカルチャーを感じる
浅草へ行って参りました
というのも浅草の花屋敷の中にある
‟花劇場”
という、如何にもCROSS VEIN的なホールで
歌とピアノとウッドベースのみ
生の音をたっぷり、しっとりと感じることのできる
プレミアライブに伺いました
花劇場は、165年の歴史を持つ花屋敷の敷地内の中
今年の4月にできたばかりの新しいホール
キャパシティはオールスタンディングで450人ほど
吹き抜けでバルコニーの二階席があり
会場、ステージなど全体的に正方形のような形で
どの場所からでも見やすい
‟the ちょうどいい箱”でした
この日は全席指定席でわたしはバルコニーの一番前
ステージの隅から隅まで見渡すことが出来ました
(有り難き幸せ!)
と言っても、とてもシンプルなステージ構成だった故に
始終、歌と演奏にただただ引き込まれてしまいましたね
ロイヤルスクール(学生)時代
中島美嘉さんの歌は新譜が出る度によく聴いていて
カラオケでは必ず歌っていたアーティスト
昔から好きだったアーティストをこんなに間近で見られたというだけでも感激でしたが
考えてみると
J-POPシンガーの単独公演をほとんど観に行ったことがなかったので
それがなによりも新鮮
初めて観る中島美嘉さんは
思いのほか気さくな人柄だったり
歌に入った途端に感情を振り乱したり
曲毎の緊張感も伝わってきて
クールなイメージとは違い
とても人間味が溢れた素敵なアーティストでした
劇場の雰囲気もあたたかく
ファン層も様々
長年、アーティストとして純粋に愛されてきたのだろうなぁ
と感じる魅力が詰まっていました
節々によって絶妙に変化する
細いようで太いような
繊細と力強さが共存した独特な声は
唯一無二のものですね
改めて
歌うことで
また
歌を聴くことで
共感したり
感情を分かち合ったり
誰かの叫びを代弁したり
してもらったり
歌とは何か
という真理を考えさせられました
わたしはいままで
歌いたいように歌ってきましたが
己の欲求や
一方通行では芽生えない大切な何かを
これからの自身の成長で
模索して行くのが課題の一つのように感じます
とりあえずお団子を食べて
いまを生きていて
歌える喜び(&つぶあん)を噛み締めたのでした
ちなみにわたしはこしあん派です
今日も良き日を
JULIA